コンピュータシステム

代表自身が手掛けた、この会のコンピュータシステムの一端をメニューの一部を見ながら紹介します。
まず、図1のような教室用のメインメニューがあり、各種処理に入っていきます。

【図1】

図1

[1]の生徒処理は図2のようになっていて、日常的な出席日に関する各種入力変更処理を行います。

【図2】

図2

初めの頃は、手作業で間違いなく処理するため相当に多くの時間を必要としました。
欠席、追加、取り消し処理それぞれの処理後には出席日・生徒講師の過不足・予定の付け替え等相当数のファイルの変更が必要になります。
次に、図1の[6]の予定作成処理のメニュー画面は図3のようになり、

【図3】

図3

生徒一人一人の予定を、極力入力によるミスをなくすため、
予め入力されているテキスト・テスト情報を補助画面から選択して作成していきます。
細かく迅速に予定が組めるような配慮が随所に用意されています。
次に、図1の[10]の日次処理が図4です。

【図4】

図4

座席表の作成とか、当日の予定のOCR用紙出力と結果の読み取り、他のメニューです。
この座席表一つにしても全て自動化されています。
以前は色々なことを考慮して作成していましたが、
優先度に対する人間の判断をコンピュータに順を追って作成させ、
必要な最終調整を教務が直して完成させることが出来るようになりました。
例えばどのような手順かと言いますと、まず生徒が拒否した教師をはずし、
指名している講師を優先し…と 7・8項目以上の優先度チェックをした後で一通りの座席表が作成されます。
従って講師の評価は当然ですが、生徒の評価も途中で入ってきます。
講習期間に来なかった生徒と、講習期間にしっかりと来て勉強していた生徒が、
同じ教師を指名していたときは、後者の生徒が当然優先度は高くなります。
勿論不平等にならないように全て数値化して期間ごとに更新しています。
次に、教室とインターネットで結ばれている本部のメニューの一部の講師処理について表示しているのが図5です。

【図5】

図5

講師の勤怠についての評価・指名拒否についての評価などが、客観的に明らかになるように入力処理が設けられています。
以上システムのほんの一部を紹介しましたが、生徒が来て勉強するための最高の環境を作るため、背後で多くの処理がなされています。
さらに磨きをかけるよう努力しておりますが、
最後に一つ言いたいことは、
コンピュータはあくまでも手段です、間違いのない正確な状態をつくるためのものであり、

教育の本質は"人から人へ"

だと確信しています。